
時至入秋,田埂上總會看到一些蜻蜓飛過。蜻蜓在過去日本一直是個受歡迎的昆蟲,可以從戰國武士的鎧甲上,看到不少關於蜻蜓的裝飾。
蜻蜓的日文叫做「蜻蛉(トンボ)」也有另外別名叫做「秋津(あきつ)」過去日本也被稱為「秋津島」,據說這是因為神武天皇看到整個日本就像一隻蜻蜓一樣,所取的名字。其實蜻蜓與天皇的關係也非常的深厚,在「雄略天皇」的時候,有一隻狠狠咬著天皇手臂不放的虻蟲就是被蜻蜓給咬走帶走。
至於戰國武將為什麼喜歡蜻蜓,最主要是因為蜻蜓的飛行方向總是向前的它不會左右移動或是倒著走,加上又是專吃「害蟲」的肉食性昆蟲,所以自古就被認為是可以取勝的「勝蟲」。
另外,因為蜻蜓大都在夏末秋初出現,剛好就是亞洲人紀念祖先的節日。所以也有一說,蜻蜓是祖先的靈魂搭乘的載物,回到陽世來看看這些子孫們,同時也看看自家的田地是否豐收。
昨天進了一家古物店,老闆拿出了江戶時代的蜻蜓茶罐以及置杯架,新月型的杯架、蘆葦以及蜻蜓,滿滿初秋的景緻。
9月に入り、少しずつですが秋の気配を感じられる日も増えてきたように思えます。そんな「秋の風物詩」ともいえる昆虫といえば、多くの人が「トンボ」を思い浮かべるのではないでしょうか。
トンボは世界中に分布している昆虫ですが、日本では古くから「特別な虫」だと考えられてきました。トンボにはいくつかの別名がありますが、古来「秋津(あきつ)」と呼ばれていたことがあります。
日本の別名として「秋津島」というものがありますが、これは「神武天皇」が「日本の姿を見て、トンボのようだといった」ところから来ているという説があるのです。
トンボは天皇と縁が深かったのか、『古事記』には「雄略天皇」の腕をかんだアブをトンボがくわえて飛び去ったというエピソードが残されており、そこでも日本とトンボの関わりをあらわした歌が残っています。
このように、日本と同一視されるトンボですが、その飛び方が「一直線に前に進んでいくように見える」ことと、基本的に肉食で害虫を食べるところなどから、縁起が良いとして「勝虫」などとも呼ばれていました。この名称は勝負事にこだわる武士たちの間で、かなり流行したようで、トンボをモチーフにした兜などが多く作られたのです。
また、勝虫のイメージとはちょっと異なりますが、トンボが姿を現す時期が「旧盆」に近いことから、赤とんぼは「ご先祖様を送り迎えする使い」であるとしたり、ハグロトンボと呼ばれる全身真っ黒のトンボは、「ご先祖様の魂が姿を変えたもの」であるとも考えられてました。ハグロトンボに関しては、一部の地域では「カミサマトンボ」と呼び、「田の神の化身」であるという考え方もあったようです。
昆虫の中でもスピードが速く、空を自在に飛び回るトンボの姿から、人々は「勝負に挑む英雄の姿」や、「自宅へと帰りを急ぐ先祖の姿」をイメージしていたのかもしれません。しかしながら、日本ではいいイメージしかないトンボですが、海外にわたるとそのイメージが、がらっとかわってしまいます。
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